CoinOPSシリーズ の記事一覧
- CoinOPSという総合エミュレーターランチャー
- CoinOPSをダウンロードする前に知っておこう
- ArcadePunksからダウンロードする方法
Arcade Punks を訪れて、まず困るのが、英語サイトである上、バナーなんかがてんこ盛りで、メニューを見ても最初はちょっと良くわからないので、迷子になるケースが多そうです。
⌂ Forum How To. Web RPi & SBC Images CoinOps PC Front Ends Handheld & Console ... **Upgrade**
と、黒背景に白文字で書かれている箇所がメニューになっています。
まず、理解が必要となるのは、この「Arcade Punks」がどんなサイトで、何をしているかなどでしょう。
この辺りが何となく理解できると、何がダウンロード出来て。何でこんなファイルがあるのかが理解できてきます。
まずは。「How To.」から順に読み進めていきましょう。
このメニューには、「BIGINNER HELP」「BEGINNER HELP」「DOWNLOAD HELP」「EXTRACT HELP」「WRITE / BURN HELP」「FIRST BOOT HELP」「ENHANCED HELP」という7つの項目があります。
BEGINNER HELP(初心者向けヘルプ)
このヘルプは更に「What is Arcade Punks?(アーケード・パンクスとは?)」「Things to consider(考慮すべき事項)」「Build Retro Gaming Device(レトロゲーム機を作る)」に分けられています。
What is Arcade Punks?(アーケード・パンクスとは?)
アーケード・パンクスは、自宅やオフィスなどで昔のアーケードゲームを再現することに情熱を持っている人たちの集まりです。彼らは、様々なプラットフォームやエミュレーターに対応したゲームのイメージファイルやフロントエンドを提供しています。フロントエンドとは、ゲームの選択や設定などを簡単に行えるようにするソフトウェアのことです。彼らは、自分たちが作ったものだけでなく、他の人たちが作ったものも紹介しています。
というような説明がされています。
Things to consider(考慮すべき事項)
レトロゲーム機を作るときに考慮すべきことについて説明しています。
互換性:
プレイしたいゲームやコンソールを選び、それらを正しく動かせるエミュレーターを選ぶこと。エミュレーターによっては、特定のゲームやコンソールに問題がある場合があるので、信頼できるものを調べること。
性能:
レトロゲーム機の性能は、選んだハードウェアの処理能力やグラフィックス能力に依存する。エミュレーターやゲームを動かすのに十分な処理能力やRAMを持つデバイスを選ぶこと。
コントローラーの互換性:
レトロゲームは現代のゲームとは異なる操作方法を持つことが多いので、プレイしたいゲームに合ったコントローラーを選ぶこと。
ストレージ:
レトロゲームはストレージ容量を多く消費することがあるので、必要な容量を考えること。レトロゲーム機には、外付けのハードドライブやUSBドライブを使って追加のストレージを確保できるものや、内蔵ストレージを持つものがある。
ユーザーインターフェース:
通常は「フロントエンド」と呼ばれる。ゲームライブラリを操作したり、ゲームを起動したりする方法を考えること。レトロゲーム機には、ライブラリを簡単に操作できるカスタムのユーザーインターフェースを持つものや、設定に少し技術的な知識が必要なものがある。
見た目:
カスタムのレトロゲーム機を作る場合、コンソールやアーケードキャビネットなど、どのように見せたいかを考えること。既製品のケースを選ぶか、自分で作るか、色やグラフィック、LEDライティングなどで見た目をカスタマイズすることができる。
ライブラリの内容:
全てのゲームやシステムを入れたいのか、自分が覚えているシステムやプレイしたゲームだけを入れたいのかを考えること。選択肢が多すぎると、ゲームを探す時間がプレイする時間よりも長くなってしまうことがある。私たちはそれを知っています。
以上が、レトロゲーム機を作るときに考慮すべきことの要約です。次のセクションでは、レトロゲーム機のオプションについて紹介します。ラズベリーパイなどのSBCから、全てのゲームをプレイできるPCビルドまで、さまざまな選択肢があります。
というような説明がされています。
Build Retro Gaming Device(レトロゲーム機を作る)
レトロゲーム機の作り方:
さまざまなデバイスを使って自分のレトロゲーム機を作る方法を紹介しています。デバイスを選ぶときには、自分がプレイしたいレトロゲームに対応できるかどうかを考える必要があります。
ラズベリーパイ:
レトロゲーム機に最適な小型のシングルボードコンピュータです。現在はPi Zero、Pi 3b、Pi 4などのバージョンがあります。DreamcastやPlayStation 1などの古典的なレトロゲーム機をほとんど再現できます。Arcade Punksでは、ラズベリーパイ用の多数のゲームイメージが提供されています。
PC:
スペックによっては、最新のアーケードゲームもプレイできる可能性があります。Arcade Punksには、PC用の多数のゲームイメージがあります。一部のイメージは、ハードドライブに書き込むだけで起動できるようになっています。他のイメージは、Windowsがインストールされている必要があります。
既存のデバイス:
Steam DeckやOriginal Xboxなどの既存のデバイスを改造することもできます。Arcade Punksには、それらのデバイス用のゲームイメージがあります。既存のデバイスを改造する場合は、コントローラーの設定がすでにされているので、簡単にプレイできます。
というような説明がされています。
Arcade Punksで配布されているものはCoinOPSがメインというワケでは無く、大きくレトロゲーム好きのための「レトロゲームを楽しむ環境」をテーマにされており、ただエミュレーターでゲームをプレイすれば良いというだけでは無く、そのエミュレーターを動作させるデバイスにもこだわり、オリジナルの筐体の作成方法なども共有されています。
ファミコンミニや、メガドライブミニ、X68000Zというような、デバイス自体に愛着があるだけで、真のゲーム好きは心が躍りますよね?その様なゲーム好き・マニアの心を受け止める受け皿がArcade Punksなワケです。
そういった流れから、Raspberry Piベースのイメージや、その他のSBC(Single Board Computer)のイメージが豊富に用意されているのもわかります。RPiをゲーム機化したあとに、自作した筐体で動かすというロマンは達成感の極みかも知れません。
ということで、CoinOPSはPCベースで動かせるようにした、フロントエンドの一つであり、普段使っているPCベースでは筐体化するのは無理があるよねーという流れや、PCはSBCよりスペックが高く、PS3だって動くし、記憶容量だってある程度気にしなくていいので、フロントエンド内のビジュアルにこだわりまくって超絶格好良くしちゃおー!という、気持ちはわからなくないワケで。
こんな代物が出来ちゃったわけですね。海外勢は日本人に負けない異なったベクトルのパワーが備わった方が大勢いらっしゃるということを思い出させてくれますね★
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